企業情報

社長挨拶

信頼と安全・安心を、未来へ、世界へ。

代表取締役社長 松井 竹史

 1945年6月帝国化成株式会社が誕生しました。江戸時代からの薬種商の流れを汲む第一薬品化成(株)と糖衣丸薬を開発した(株) 帝国水産加工研究所が合併したものです。1974年5月帝国化成を簡略にして「テイカ製薬」と社名変更、同時に子会社である販売会社のテイカ製薬を吸収合併しました。

 テイカ製薬には、長く薬業に携わり、お客さまの長寿、社会への奉仕を追い求めてきた伝統と、飲みやすい糖衣製法を発明し、事業化を目指した進取の気性、この2つの DNAが流れています。

 戦後、多くの技術革新が生まれ、様々な産業が変容を遂げました。医薬品製造も、家内工業的な姿から近代的な工場へと生まれ変わりました。1961年には国民皆保険が実現、医療用医薬品が伸長し、GMP、PIC/Sなど品質管理の基準整備、国際化が進みました。

 この大きな環境変化の中、テイカ製薬は、創業時の DNA を継承し、常に新しい製品開発、新しい製造技術に挑戦しています。現在は「薬都とやま」において、点眼剤、貼付剤、軟膏剤、内服固形剤、ドリンク剤など、幅広い剤形に対応可能な基盤を持ち、howattなど独自技術を有する研究開発型企業と認識されています。

 ゲノム技術、AI技術の進展が医薬品の世界にも訪れています。テイカ製薬は、創業のDNA を大切にし、医療用医薬品から一般家庭薬まで、安全・安心な医薬品の開発、製造、販売をとおし、人々の健康な生活の実現に貢献し続けたいと考えています。

 引き続きのご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。

※howatt: 口腔内崩壊錠の量産技術